2016年出版

 
蔵真墨写真集
『Men are Beautiful』

蔵真墨はより現実に即して、しばしば画面の中心に被写体を据えて、カラーでさりげなく写している。 取り立てて「イケメン」でもスタイルが良いわけでも、若者ばかりでもない。 あえて共通項を挙げるとしたら、自然体で写っていることだろうか。 まさに蔵真墨の「プライベートな視線」による、「いい男」コレクションである。 (蔵真墨の『Men are Beautiful』笠原美智子より)
 
著者名:蔵真墨
書名:『Men are Beautiful』
発行:Ugent Press
発行年月日:2016年12月10日
価格:4,500円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:66
作品点数:47点
発行部数:550部
編集発行人:大田通貴(蒼穹舎)
装幀:原耕一
印刷:株式会社サンエムカラー
 
蔵真墨(くら・ますみ)
1975年富山県生まれ。1998年同志社大学文学部英文学科卒業。2001年東京ビジュアルアーツ写真学科中退。2001年から個展、グループ展を多数開催。パブリックコレクション/沖縄県立博物館・美術館、上海美術館。
 
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米山洋平写真集
『光景』

埼玉県川口市を中心にした、見慣れた郊外の光景。 そんな普遍的なイメージながら、 写真の持つ普遍的な強さを認識させてくれる、 静かさの中に強さを秘めた写真集になっている。
 
著者名:米山洋平
書名:『光景』
発行年月日:2016年9月12日
価格:3,600円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:74
作品点数:72点
発行部数:500部
編集発行人:大田通貴
装幀:原耕一
印刷:株式会社サンエムカラー
 
米山洋平(よねやま・ようへい)
1983年鹿児島生まれ。
 
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須藤明子写真集
『go to lhasa』

ラサは、チベット仏教の聖地。 すべてのチベット人が人生で一度はその地で巡礼したいと願う憧れの地だ。 2009-2010、2015-2016、カム地方、 アドム地方をそれぞれ訪れた後、私は、再び、また再び、ラサへ向かった。 (あとがきより)
 
著者名:須藤明子
書名:『go to lhasa』
発行年月日:2016年9月28日
価格:3,800円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:96
作品点数:89点
発行部数:500部
編集発行人:大田通貴
装幀:原耕一
印刷:株式会社サンエムカラー
 
須藤明子(すどう・あきこ)
1974年東京生まれ。1998年日本女子大学文学部卒業。個展、グループ展多数。
 
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椙本三枝子
『夢幻紀行』Mugen Kiko

レンズの中の暗闇に浮かび上がる人形たちは、 この世でもなくあの世でもない異空間にうごめいている。 この奇怪だけど可愛いい人形達を、カメラで追いかけシャッターを切る。 気持ちと、ぴったり重なった瞬間のゾクッとする一体感、 この一瞬に惹かれて撮りためた写真をまとめてみました。(あとがきより)
 
著者名:椙本三枝子
書名:『夢幻紀行』Mugen Kiko
発行年月日:2016年9月3日
価格:3,700円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本(表紙が緑と赤の2種)総頁数:94
作品点数:70点
発行部数:500部(緑、赤各250部)
編集発行人:大田通貴
装幀:加藤勝也
印刷:株式会社サンエムカラー
 
椙本三枝子(すぎもと・みえこ)
 
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大塚浩二写真集
『Snap out of it』

今回、この本にまとめた写真は、ポスト9・11期の2001ー2008年にニューヨークで撮った写真である。 (略) 生活していく中で、常に自分の周りにはコマーシャリズムが溢れていて、不必要に人間の欲望を煽っていた。 それを恨めしく思いながらも何処にも行けない。そんな八方塞がりのストレスの中で、いつしか自分を、 あの日の舞い散った焼灰だと思うことで、活路を見だしていったような気がする。(あとがきより)
 
著者名:大塚浩二
書名:『Snap out of it』
発行年月日:2016年8月25日
価格:4,000円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:104
作品点数:98点
発行部数:500部
編集発行人:大田通貴
装幀:加藤勝也
印刷:株式会社サンエムカラー
 
大塚浩二(おおつか・こうじ)
1962年福岡県生まれ。東京写真専門学院九州校中退。写真家・小野正樹に師事。 1984年にニューヨークに渡る。ニューヨークで独立。フリーランスのフォトグラファーとして、 エディトリアル、広告の仕事をする。
 
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安掛正仁写真集
『蛞蝓草紙』Namekuji soshi

2014年に刊行された『蛞蝓草紙外伝』に続く2作目となる安掛正仁の写真集『蛞蝓草紙』。 前作に引き続き、その独特なモノクロの世界観が見る者を引きづり込んでいく、待望の作品集。
 
著者名:安掛正仁
書名:『蛞蝓草紙』Namekuji soshi
発行年月日:2016年8月3日
価格:4,000円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:120
作品点数:106点
発行部数:600部
編集発行人:大田通貴
装幀:原耕一
印刷:株式会社サンエムカラー
 
安掛正仁(あがけ・まさひと)
1969年東京生まれ。2005年より個展多数開催。他写真集に『蛞蝓草紙外伝』(2014年、蒼穹舎刊)。
 
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平賀淳写真集
『この照る月は満ち欠けしける』PHASE OF THE MOON

世間(よのなか)は空しきものとあらむとぞ この照る月は満ち欠けしける
この歌は、満ち欠けする月を見て、世の無常を嘆く万葉集中の挽歌である。 2012年から撮り始めた「花街」の東日本のシリーズをまとめ終えた時にふと眼に留まった歌だ。(あとがきより)
2011年3月11日以降、光を落とし、再び灯りをともした繁華街を見つめた 『花街』(蒼穹舎より2009年刊)の続編ともいえる作品集である。
 
著者名:平賀淳
書名:『この照る月は満ち欠けしける』PHASE OF THE MOON
発行年月日:2016年8月15日
価格:3,800円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:72
作品点数:66点
発行部数:450部
編集発行人:大田通貴
装幀:塚本明彦 赤川延美(タイプセッティング)
印刷:株式会社サンエムカラー
 
平賀淳(ひらが・じゅん)
1959年横浜生まれ。他に写真集『新宿海溝』(新宿書房刊 2004年)、『花街』(蒼穹舎、2009年)。個展、グループ展多数。  http://jhp2.web.fc2.com/jhp1.html
 
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横内香子写真集
『かずさ』Kazusa

6年前に都心から、千葉県勝浦市に移住した。古来かずさ(上総)と呼ばれた地域である。 欲しかったのは、時間と空間、そして自然な環境。 いざ暮らしてみると、自然の恵みは想像以上の豊かさで、思わずカメラを手に写真を撮りだしていた。 (あとがきより)
 
著者名:横内香子
書名:『かずさ』Kazusa
発行年月日:2016年8月10日
価格:3,200円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:並製本総頁数:88
作品点数:84点
発行部数:300部
編集発行人:大田通貴
装幀:原耕一
印刷:株式会社サンエムカラー
 
横内香子(よこうち・きょうこ)
大阪生まれ、千葉県在中。http://mintcark.exblog.jp/
 
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安井直博写真集
『木の東京』The Wooded Tokyo

東京の地で生き続けてきた木たち。都会の中でしたたかに棲息する木々の姿を20年撮影し続けた、 安井直博の初写真集。木を通して見えてくる東京の側面が静かに伺える。
 
著者名:安井直博
書名:『木の東京』The Wooded Tokyo
発行年月日:2016年6月23日
価格:3,800円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:76
作品点数:69点
発行部数:500部
編集発行人:大田通貴
装幀:加藤勝也
印刷:株式会社サンエムカラー
 
安井直博(やすい・なおひろ)
1951年、島根県生まれ。 日本写真学園研究科卒業。大束元氏、安河内羔治氏に師事。1986年個展「下町浅草のほうずき市」(松屋浅草ギャラリー)を開催。 2005年安井直博・高尾斉二人展「山の写真とアクリル画」(松屋浅草ギャラリー)では「八ヶ岳万歳」(安井)と「人」(高尾)の作品を展示。日本写真作家協会・日本写真協会会員。
 
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小畑雄嗣写真集
『SHANGHAI,SHANGHAI』

蒼穹舎での刊行は『二月 Wintertale』以来となる小畑雄嗣写真集。1986年と2015年、モノクロとカラー、時代と色数を対象させることで、上海という巨大な都市の移ろいをイメージによって表現した、意欲的な作品集である。
 
著者名:小畑雄嗣
書名:『SHANGHAI,SHANGHAI』
発行年月日:2016年5月15日
価格:5,000円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:136
作品点数:124点
発行部数:500部
編集発行人:大田通貴
装幀:木村裕治、川崎洋子(木村デザイン事務所)
印刷:株式会社サンエムカラー
 
小畑雄嗣(おばた・ゆうじ)
1962年、神奈川県生まれ。 日本大学芸術学部卒業。太陽賞、日本写真協会新人賞、他受賞。写真集に『Bird of Paradise: MADEIRA』(平凡社)等がある。
 
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山本伸生写真集
『BERG WERK』

幼少期を過ごした九州の炭鉱にある捲揚機。炭鉱がその役割を終えた現在でもその機械は大きく聳えていた。 「今、かけがえのない大切なものを失ってしまったという虚無感。だが、そんな夢から覚めた今だからこそ、 この捲揚機と対話できるだろう。ひとつの失われてゆく炭鉱という歴史を、私は写真で残しておきたいと、心に決めたのだ」(あとがきより)
 
著者名:山本伸生
書名:『BERG WERK』
発行年月日:2016年3月29日
価格:3,800円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:64
作品点数:40点
発行部数:500部
編集発行人:大田通貴
装幀:加藤勝也
印刷:株式会社サンエムカラー
 
山本伸生(やまもと・しんせい)
1950年生まれ。FBS福岡放送報道TVカメラマンを経て、1984年よりスペインの写真を撮り始める。 公益社団法人日本写真協会会員、九州造形短期大学講師、山本シンセイラボ・スタジオ主宰。
 
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本山周平写真集
『NIPPON2003-2013』(品切れ)

10年の年月は、あたりまえのことのように僕自身も、そしてこの日本も変えた。 これらの写真を見ているとまた再びあの日の光が僕の眼に射し込んでくるようだった(あとがきより)
 
著者名:本山周平
書名:『NIPPON2003-2013』
発行年月日:2016年4月1日
価格:3,800円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:64
作品点数:40点
発行部数:500部
編集発行人:大田通貴
装幀:原耕一
印刷:株式会社サンエムカラー
 
本山周平(もとやま・しゅうへい)
1975年熊本県八代市生まれ。 1999年第20回「キヤノン写真新世紀」佳作。 2000年専門学校東京ビジュアルアーツ写真学科研究科卒業。 2001~2006年Photographer's Galleryにて活動。 2007~2009年ギャラリー街道にて連続展。その他、国内外で展示を多数行う。 写真集に『世界Ⅰ』『日本2001-2010』等。
 
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清水コウ写真集
『世界の入口』AN OVERTURE

世界の入口を求めて、日常を掠める風景、事物、人に視線を向け、 撮れば撮るほどに世界の入口が遠のいても、 飽くことなく撮り続ける…。貪欲な視線が散りばめられた、 清水コウのファースト写真集。
 
著者名:清水コウ
書名:『世界の入口』AN OVERTURE
発行年月日:2016年2月29日
価格:3,800円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:80
作品点数:73点
発行部数:500部
編集発行人:大田通貴
装幀:加藤勝也
印刷:株式会社サンエムカラー
 
清水コウ(しみず・こう)
1976年生まれ。Baklee College of Music在学中にカメラを手にする。 アシスタントを経て2004年よりフリーランスフォトグラファーとして活動。 処女作品「私の山」第7回写真1_WALL審査員奨励賞受賞(2012)。
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千葉雅人写真集
『虻2』abu2

全てが止まりました。 でもそのことに誰も気付いていないようでした。 陽光は燦々(さんさん)と降り注ぎ、 人だかりはざわざわと騒ぎます。 無 はそのように僕の元を訪れたのでした。 (まえがきより)
 
著者名:千葉雅人
書名:『虻2』abu2
発行年月日:2016年2月29日
価格:3,500円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:88
作品点数:83点
発行部数:500部
編集発行人:大田通貴
装幀:原耕一
印刷:株式会社サンエムカラー
 
千葉雅人(ちば・まさと)
1977年北海道生まれ。2001年中央大学法学部政治学科卒業。2007年東京ビジュアルアーツ写真科卒業。
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千葉雅人写真集
『愛』AI

おじさんは最後に僕を抱きしめてくれたね。 何度も何度も、何故抱きしめるのか、僕が気付くまで、何度も。 駄々をこねて、しがみつくように抱きしめるおじさんを僕は 何度も振り払ったけど、あの時はごめんね。 でもちゃんと受け取っているよ。 おじさんの一世一代の勇気と、人目をはばからない 無邪気でしょっぱい、渾身の愛を。 (あとがきより)
 
著者名:千葉雅人
書名:『愛』AI
発行年月日:2016年2月29日
価格:3,500円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:80
作品点数:58点
発行部数:500部
編集発行人:大田通貴
装幀:原耕一
印刷:株式会社サンエムカラー千葉雅人(ちば・まさと)
1977年北海道生まれ。2001年中央大学法学部政治学科卒業。2007年東京ビジュアルアーツ写真科卒業。
https://masatoco.com/
 
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大塚めぐみ写真集
『IBIZA』

1980年代後半、スペインにあるイビザ島から生まれたムーブメント「セカンド・サマー・オブ・ラブ」は その後の音楽シーンに影響を与え、現在あるダンス、クラブミュージックへと進化し、イギリスのロックミュージックをも変化させた。 今なおダンスミュージックはフロアを湧かせ、悦楽的な夜を求め、DJは曲を繋ぎ、フロアに集うオーディエンスは全身で音楽を浴びる。 大塚めぐみの2冊目となる写真集『IBIZA』には、そんな狂騒的な夜の瞬間が描かれている。
 
著者名:大塚めぐみ
書名:『IBIZA』
発行年月日:2016年2月27日
価格:3,500円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:並製本総頁数:64
作品点数:40点
発行部数:300部
編集発行人:大田通貴
装幀:原耕一
印刷:株式会社サンエムカラー
 
大塚めぐみ (おおつか・めぐみ)
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石内都写真集
『幼き衣へ』Childfood Garments

ここにある幼き衣たち「百徳着物・背守り」は100年の歳月を超えて存在しているものが多い。 触れると崩れるかというとそんな感じはない。 意外にひどい傷みや汚れ、傷跡が見受けられない。 むしろ時を纏った小さな神のような光を放っている。 (あとがき「命の衣」より)
 
著者名:石内都
書名:『幼き衣へ』Childfood Garments
発行年月日:2016年1月31日
価格:4,000円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本総頁数:94
作品点数:77点
発行部数:800部
編集発行人:大田通貴
装幀:加藤勝也
印刷:株式会社サンエムカラー
 
石内都
群馬県桐生市生まれ。初期三部作で街の匂い、気配、空気をとらえ、 同じ年生まれの女性の手と足の作品「1・9・4・7」以降、 身体にのこる傷跡シリーズを展開。 「ひろしま」シリーズを継続中。
 
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