2025年出版
 

 
髙地二郎写真集
『GINZA』
 

作家の長女、髙地治子さんが、2010年に作者が亡くなって数年が経過した頃、押入れや天袋にぎっしり詰まっていた包みの中に、無数のネガフィルム、写真、ビデオテープを発見。2020年ライカギャラリーシンガポール、2021年ライカGINZA SIXでの写真展を経て、写真集が完成。
銀座の天賞堂に勤務する傍ら撮影した貴重な記録。作者が生きた足跡が生き生きと浮かび上がっている。
 
著者名:髙地二郎
書名:『GINZA
発行年月日:2025年8月15日
価格:5,000円+税
サイズ:B5変型
造本仕様:上製本
カラー・モノクロ
総頁数:228
作品点数:215点
発行部数:500部
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
企画・制作:髙地治子
発行:蒼穹舎
 
髙地二郎(こうち・じろう)
写真愛好家
東京育ち
1950年明治大学卒業後、1990年までの40年間、銀座の天賞堂に勤務。
カメラ、車、飛行機に興味を持ち、写真を撮る為のカメラを自作してしまうほどのカメラ小僧だった。
多機種に及ぶ中古カメラを使い、中でもライカは延べ20機種以上を愛用した。
 
写真展
2020年 Through the Salaryman's Eye A view of Tokyo from the 70s and 80s(Leica Galerie Singapore)
2021年 昭和の銀座 〜髙地二郎の記録〜(Leica Store GINZA SIX)
 
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伊藤昭一写真集
『叢草の舟』
 

 
山陰の地を終のすみかと決めてから、十三年が過ぎようとしている。果たして自分はここに「根」をおろせたのだろうか。それとも、ふらふらと流れ着いただけなのだろうか。(あとがきより)
2019年「留鳥」、 2022年「迷鳥」から続く3冊目。
 
著者名:伊藤昭一
書名:『叢草の舟』
発行年月日:2025年8月1日
価格:4,000円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本
総頁数:72
作品点数:66点
発行部数:300部
編集発行人:大田通貴
装幀:塚本明彦/赤川延美(タイプセッティング)
印刷:株式会社サンエムカラー
 
伊藤昭一(いとう・しょういち)
1962年大阪生まれ。関西、東京で活動後、2012年より鳥取県米子市在住。
東京在住時に、夜の写真学校、街道塾のワークショップに参加。
個人誌『迷鳥+』を刊行。
2008年「遠い私」(プレイスM・東京)から個展を多数開催。
2019年『留鳥 RESIDENT BIRDS』(蒼穹舎)出版。
2022年「迷鳥」(蒼穹舎)出版。
 
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MISATO 写真集
『Distance』

 
本を開くと女神という言葉が浮かんでくる。銀座の街を歩く女性たちは夢のように美しい。そして作者の憧れは、遠い世界の中に消えていくようだ。
銀座4丁目の同じ角に15年、歩行者天国を行き交う人々を見つめる。時を超越したような瞬間をいつも待っていた。
 
著者名:MISATO
書名:『Distance
発行年月日:2025年7月31日
価格:3,000円+税
サイズ:A4変型
造本仕様:並製本
カラー・モノクロ・カラー
総頁数:62
作品点数:47点
編集:大田通貴
装幀:清水コウ
発行:蒼穹舎
 

MISATO(みさと)
Books
2022年 The Passing Moment(私家版)
Exhibitions
2017年 Groove of the street (Place M)
2018年 Groove of the street (ギャラリーコールピット)
2023年 The Passing Moment (アートギャラリー石)

 
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平林 達也 写真集
『蝉時雨』
 

蝉は広島を吸い取って鳴いているのだろうか。蝉の声が響き渡る度に慰霊と平和を願う気持ちが湧いてくる。(あとがきより)
暑い夏、かつて理不尽に命を奪われた人々の魂、土地の痛みに寄り添う一冊。現実と精神の中を行き交う視線が、忘れてはならない記憶を語り出す。
 
著者名:平林達也
書名:『蝉時雨』
発行年月日:2025年6月27日
価格:4,000円+税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本
モノクロ
総頁数:74
作品点数:69点
発行部数:400部
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
発行:蒼穹舎
 
平林達也(ひらばやし・たつや)

1961年東京生まれ。
2009年「成長の代価」(写真工業出版社)出版。
2013年「高尾山 霊氣満山」(窓社)出版。
2018年「白い花」(UI出版)出版。
2019年「諏訪へ帰ろう」(UI出版)出版。
2023年「こんにちは我が家」(UI出版)出版。
 
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篠田烈写真集
温室 ImTreibhaus

温室に入ったときに感じる湿度、なんとも言えない異次元な空気、光、香り。
この本には、その独特な世界観が宿っている。
美しく深遠な凝縮された世界があり、見ているものを視覚の奥へ誘う。


著者名:篠田烈
書名:『温室 ImTreibhaus』
発行年月日:2025年5月31日
価格:4,000円  +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本
総頁数:58
作品点数:54点
発行部数:200部
編集発行人:大田通貴
装幀:塚本明彦/赤川延美(タイプセッティング)
印刷:株式会社サンエムカラー

 
篠田烈(しのだ・たけし)
1953年さいたま市生まれ。東京教育大卒。
鳴門教育大修士課程で江藤隆介教授より白黒写真の手ほどきを受ける。
2006年 写真集「ヴェネチアの時間」(光村印刷)出版。
2013年より暗室作業を本格的に開始。
2022年 写真集「駅」(蒼穹舎)出版。
神奈川県相模原市在住。
 
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山崎茂 写真集
Afternoon 1974-1977

 
昨年出版された「東京下町景」の人物篇。飾らない東京の町のなかで、偶然出会ったのであろう市井の人々の写真。映画のワンシーンのように動き出しそうな一瞬を捉えている。いつか見た誰かを見つけられそうだ。
 
著者名:山崎茂
書名:『Afternoon 1974-1977
発行年月日:2025年3月20日
価格:4,000円+税
サイズ:B5変型
造本仕様:上製本
総頁数:140
作品点数:135点
発行部数:300部
編集発行人:大田通貴
装幀:加藤勝也
印刷:株式会社サンエムカラー
 
山崎茂(やまざき・しげる)

写真集
2018年「下町の紳士淑女たち」PlaceM
2019年「THE STATION 1974-77」PlaceM
2022年「浅草1974」PlaceM
2023年「Weekend」蒼穹舎
2024年「東京下町景 1974-1977」蒼穹舎
 
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橋本 勝彦 写真集
『帰愁』
 

誰にでも懐かしい思い出の地がある。故郷だったり長く住んだ町だったり。時々出かける旅先の町からも何か懐かしさを感じることがある。そんな景色にしばらく立ち止まって忘却の思いに駆られることもある。(あとがきより)
日本国内の様々な街の片隅を撮影している。ページをめくると、ふと遠い記憶の中を歩いているような風景に出会うかもしれない。
 
著者名:橋本勝彦
書名:『帰愁
発行年月日:2025年2月10日
価格:4,000円+税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本
モノクロ
総頁数:64
作品点数:61点
発行部数:200部
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
発行:蒼穹舎
 
橋本勝彦(はしもと・かつひこ)
1942年東京生まれ。
2012年『もう一つの風景』(蒼穹舎)
2015年『遠い日』(蒼穹舎)
2019年『凪』(蒼穹舎)
 
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小林 洋美 写真集
『静かな光』

 
美しく明るい太陽の光を目にすると、救われた気持ちになったり、幸福感を思い起こします。(あとがきより)
人は何かを見ている時、形を見ているだけでなく、心がただそこに向いてしまう時がある。死と生を感じている時には尚更そんな瞬間が多く訪れるのかもしれない。美しく繊細な内側の世界が表出している。
 
著者名:小林洋美
書名:『静かな光
発行年月日:2025年3月20日
価格:3,000円+税
サイズ:B5変型
造本仕様:並製本
カラー・モノクロ
総頁数:64
作品点数:56点
発行部数:150部
編集:大田通貴
装幀:清水コウ
発行:蒼穹舎
 

小林洋美(こばやし・ひろみ)
2018年 gift(私家版)
2019年 flower's(私家版)

 
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Masayo Nishimura 写真集
『Uptown Bound』

 

NY地下鉄構内に織り出される光と影を中世の教会や宗教画のように写し出した作品。
スローシャッターで撮影されたからなのか、時の重なりが静かにせまる。
2001年9月、Soho Photo Galleryで開催された個展中、数ブロック南でワールドトレードセンターが破壊された。911以前の輝けるNY、写真はその時代を纏っている。
 
著者名:Masayo Nishimura
書名:『Uptown Bound
発行年月日:2024年12月
価格:4,000円+税
サイズ:B4変型
造本仕様:並製本
カラー・モノクロ
総頁数:48
作品点数:26点
発行部数:500部
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
発行:蒼穹舎
 

Masayo Nishimura(マサヨ・ニシムラ)

大阪に生まれる。1986年に渡米。
1993年よりニューヨーク市立ハンター・カレッジで写真を学ぶ。
2001年9月に地下鉄構内を撮影した「Uptown Bound」シリーズを発表。
以来、ニューヨークで創作活動を続けている。
 
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川廷昌弘写真集
芦屋桜、咲く。

 

桜の花はなぜ、こんなにも見る人の心を映し出すのだろうか。写真を撮るということはただ見ることを超える。この写真集は、作家の人生と心、この街の変遷を写し出している。
故郷芦屋桜の撮影は、阪神・淡路大震災の翌年から。その後約30年、ハッセルブラッドのシャッターを押してきた桜、その生命の輝きが記されている。
 
著者名:川延昌弘
書名:『芦屋桜、咲く。
発行年月日:2025年1月17日
価格:4,000円(税別)
サイズ:B4変型
造本仕様:上製本
総頁数:104
作品点数:96点
発行部数:300部
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
発行:蒼穹舎
 
川延昌弘(かわてい・まさひろ)
1963年芦屋市生まれ。
大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ)夜間部卒業。
筑波大学区大学院生命環境科学研究科後期博士課程修了。
2005年 写真集『一年後の桜』(蒼穹舎)
2007年 写真集『白杭の季節』(リコシェ)
2015年 写真集『芦屋桜』(ブックエンド)
2021年 写真集『松韻を聴く』(蒼穹舎)
 
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以下、蒼穹舍以外より刊行された大田通貴編集協力による出版物の紹介。

ワイズ出版から刊行された大田通貴編集協力写真集。
Hysteric および RAT HOLE GALLERYから刊行された大田通貴編集協力写真集。
Masato Co.から刊行された大田通貴編集協力写真集。
禅フォトギャラリーから刊行された大田通貴編集協力写真集。
その他の出版社、レーベルから刊行された書籍、リーフレット等。
 
 

 
 
 
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